いつ行っても何か新しい発見や不思議な出会いがあるインド。インドほどミステリーが似合う国もないのでは! 2010年6月、インド国防省は70年以上飲んでいない・食べていない人(聖者)が現存すると公式に発表、その方の名前は ”プララード・ジャニ”氏。 現地では ”マタジ”と呼ばれている83歳の御人。
1927年生まれで12歳の時にジャングルでサドゥーとして修行していた時に女神からこれから食に困らないようにと祝福された。それ以来、飲食の欲望が一切なくなったと。また同期間、排泄も一切していないので、どうやるか忘れてしまった、とマタジ談。
グジャラート州・州都アハメダバードのこの病院のICU治療室で24時間の監視体制のもと2003年に10日間(病院医療チーム)、2010年の5月に15日間(国防省&病院医療チーム)の断食(水分摂取もしない)の観察実験が行われた。 結果は公表された通り彼は不食・不飲の人間だった。
同市のシバナンダ・ヨガ・道場でレクチャーの依頼があり、講演している様子。アハメダバード滞在中はこうして信者さん宅に呼ばれたり講演で忙しく飛び回っている。このバイタリティは凄いの一言。
信者に祝福を与えている様子。お供物として通常はリンゴやバナナをマタジに捧げ、これに彼が祝福を込めて返す。信者は、これを食べると悩みや問題が好転するという。
また別の信者さん宅でレポーターと。 マタジはベンチ式のブランコが好きだった。
マタジが住んでいるアシュラム。州都のアハメダバードから250kmのアンバジという町だ。マタジが急きょ本拠地に戻ってしまったのでクルーも夜間に車で移動。上部の赤いレンガの建物が彼のアシュラム、非常に立派。
アシュラムの内観/集会ホール。 応対時は赤いブランコにいつも座る。訪ねてくる人や信者に祝福や助言を与える。
上部の金色の部分がマタジがその昔修行していた洞窟の天井部。このアシュラムはその洞窟を囲う様にして建てられていた。
マタジのアシュラムから車で10程の所がアンバジの街。その中心にこの新アンバジ寺院が建っている。撮影時は昼休みで人々は一旦お寺から退去。午前から夕方まで沢山の巡礼者が訪れていた。
この小山の頂上が旧アンバジ寺院。ロープーウェイで頂上に行ける。ここも巡礼と観光客で賑わっていた。
お次はケララ州。
南インドのご飯は結構いける。バナナの葉にお米とカレー、ヨーグルトや薬味などがいっぺんに。お替りは自由なのでウェイターに合図すれと、どんどん盛ってくれる。
この州のコディンジ村には双子が沢山いると聞いて早速いってみることに。
村の小学校に集まってくれないかと村長さんに頼んでおいた。
沢山の双子ちゃんが集まってくれました。
日中の気温35度。80組以上の双子ちゃん達が集まるり撮影にも時間がかかりました。とりあえず木陰でみなさん休憩中です。 この現象を数年前から研究しているドクターにもインタビューしましたが、今のところ原因は解明できていない、とのこと。 双子のいる家庭の飲料水(井戸水)を採取して分析してみたが、なんら異常は見当たらず非常に綺麗な軟水でした。
日没後は村の集会場に皆が集まりごちそうが振舞われていました。
ちなみに撮影時期はイスラム教のラマダン(ラマザン)期間。大人は日の出から日の入りまで食べ物はおろか水も口にしてはいけない期間でしたが、我々の撮影にとても協力してくれました。双子のみなさん&村の皆さん、ありがとう!
2010年10月01日(金) 19:00~23:00 テレビ東京系列全国ネットで放送。
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